2ヵ月近くもかかってやっと感想UP
大会前に発表した駅伝SLGとの比較です
上段 シミュレーション
下段 現実
青学大
10時間48分28秒
10時間53分25秒
+4分57秒
東洋大
10時間58分11秒
11時間00分36秒
+2分25秒
駒大
10時間57分26秒
11時間04分00秒
+6分34秒
早大
10時間58分27秒
11時間07分54秒
+9分27秒
東海大
11時間01分51秒
11時間09分44秒
+7分53秒
順大
11時間09分28秒
11時間11分24秒
+1分56秒
日体大
11時間09分48秒
11時間11分32秒
+1分44秒
山梨学大
11時間04分41秒
11時間11分51秒
+7分10秒
中央学大
11時間07分18秒
11時間13分31秒
+6分13秒
帝京大
11時間14分29秒
11時間15分21秒
+52秒
日大
11時間14分26秒
11時間16分50秒
+2分24秒
城西大
11時間18分11秒
11時間20分06秒
+1分55秒
神奈川大
11時間15分31秒
11時間20分07秒
+4分36秒
明大
11時間05分00秒
11時間20分39秒
+15分39秒
中大
11時間12分11秒
11時間21分48秒
+9分37秒
拓大
11時間18分50秒
11時間23分54秒
+5分04秒
東京国際大
11時間22分58秒
11時間24分00秒
+1分02秒
大東大
11時間22分10秒
11時間28分45秒
+6分35秒
法大
11時間23分41秒
11時間31分12秒
+7分31秒
上武大
11時間17分27秒
11時間36分46秒
+19分19秒
今回は気温の上昇もあって、全チームがシミュレーションよりもタイムが落ちてしまいました。
そんな中でも+1分程度で抑えた帝京大、東京国際大は事実上シミュレーションを超えたと見て良いでしょう。
初出場の東京国際大の健闘はここでも光っています。
優勝した青学大は、シミュレーション+4分57秒ですが、その内の3分は神野選手が去年よりも遅い分です。
私のシミュレーションのデータ入力のやり方は、選手の安定感を決める最重要データは前年の箱根の区間タイムとしています。
前回あれだけの爆走をした神野選手は、どうやっても今回のシミュレーションでも爆走してしまいます。
神野選手の分と気象条件を考慮すれば、青学大のタイムはシミュレーションと同じくらいでしょうか。
データ上でぶっちぎりに強く、実戦でもきっちり走られては他チームが勝てるわけはありませんね。
2位〜4位の東洋大、駒大、早大は、シミュレーションではほぼ互角でしたが、現実には1つ順位が変わる事に3分以上の大差がつきました。
駒大は良くわかりませんが、早大は高田選手の不調と、三浦選手の欠場がありました。
2位争いをあっさり制した感のある東洋大は、気象条件を考えればほぼシミュレーションと同じくらいでしょうか。「
強さ」では青学大とも互角だったと思います。ただデータが示す通り「
速さ」の部分で差がありました。
上位が予想されたチームでは明大がここまで崩れたのは、全く予想出来ませんでした。
帝京大のシード獲得は予想外でしたが、個人的にはそれ以上に予想外だったのは日体大。
シミュレーションで9分台が出ていたけど、現実にはまず無理だろうと思っていました。
私のシミュレーションなのにこんな事を言うのも変ですが、私はあくまでデータ入力のやり方を考えただけなので、ソフトがどんな予想タイムを出すかまではわからないのです。
現実の日体大は気象条件を考慮すればシミュレーションと同じくらいでしょうか。
日体大も凄いけど、この結果を予想した駅伝SLGというソフトも大したものだと思います。
毎年注目している10位の10分切り、20位の20分切りは、今大会はかすりもしないタイムでしたが、シミュレーションでは初めての10位の10分切りが出ていました。
データ入力のやり方は毎年同じなので、大学長距離界全体のデータ上の走力は間違いなく進化しています。来年こそは期待したいです。
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