2005年〜2014年の過去10回のシーズンの、全日本や1万mの平均タイムの順位と、箱根の結果の関係を振り返ってみました。

 

まず箱根の出場権を持つチームを対象に、全日本で10番以内、9番以内・・・のチームが箱根で10位以内に入る確率を出してみました

全日本10番以内 70%(70/100)

9番以内 73.33・・%(66/90)

8番以内 78.75%(63/80)

7番以内 80%(56/70) 訂正 57ではなくて56でした

6番以内 80%(48/60)

5番以内 82% (41/50)

4番以内 85% (34/40)

3番以内 90%(27/30)

2番以内 85%(17/20)

1番 80%(8/10)

全日本3番以内に入れば90%の確率で箱根のシード権は取れています。

1番や2番の確率が下がっていますが、全日本で優勝や準優勝したチームが箱根でシード落ちした「珍事」が過去10年の間に3回もあった影響です。

3回もあれば偶然ではない気もしますが、常識的に見て、3番以内が90%の確率でシードが取れているなら、2番や1番も事実上90%以上の確率でシードが取れると見て良いと思います。

 

続いて、陸上雑誌に載っている1万mのチーム内上位10人平均タイムの順位で、10番以内、9番以内・・・のチームが、箱根で10位以内に入る確率です。(チームエントリー以前の物なのでやや古いデータですが)

1万m平均タイム順位10番以内 70%(70/100

9番以内 74.44・・%(67/90)

8番以内  80%(64/80)

7番以内 87.14・・%(61/70)

6番以内 86.66・・%(52/60)

5番以内 84%(42/50)

4番以内 85%(34/40)

3番以内 90%(27/30)

2番以内 95%(19/20)

1番 100%(10/10)

こちらも3番以内ならばシード獲得率は90%に達します。

 

全日本&1万m平均タイムで、両方10番以内、両方9番以内・・・のチームが10位以内に入る確率も出してみました。

両方10番以内 78.87・・%(56/71)

9番以内 80.95・・%(51/63)

8番以内 92.30・・%(48/52)

7番以内 93.18・・%(41/44)

6番以内 94.28・・%(33/35)

5番以内 93.10・・%(27/29)

4番以内 92%(23/25)

3番以内 100%(16/16)

2番以内 100%(10/10)

1番 100%(4/4)

8番で90%超えは出来過ぎているような気もしますが、あくまで「以内」なので、より上の順位のチームが確率を引き上げている面もあります。

とは言え、8番と9番でかなり確率が違うので、この間には見えない壁があるようです。

(今後全日本を見る時に8位争いに注目すると面白くなるかも知れません)

 

 

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