2015年10月3日(土曜日)

渋谷に出撃しました。

 

前回と同じようにスクランブル交差点の付近で待機して白人女性を探す。

1人の白人女性が通りかかったが反応できず、女性は人混みの中に消えていった。

最初を逃すと後に響く。精神的にきつくなる。

 

しばらく地蔵した後に、信号待ちの金髪の女性に声をかけてみた。

振り向いたが、凄い怪訝な表情で、警戒されただけだった。

 

また同じ場所に戻って待機すると、1人の白人女性が信号を渡って駅に向かう。

後を追うと、声をかける前に女性は突然振り向いた。

そして、大きく手を振る。

さらに逆走して戻っていった。

???

女性の行動が理解できない火川。

声をかけれずスルーしてしまった。

勢いで横断歩道の駅側まで来てしまった。

そしてやっとわかった。

手前にあるスターバックス(建物の2階)に連れがいたようだ。

 

元の場所に戻って数十分。

信号が変わり、交差点に津波の様に押し寄せる人の中に、小柄な白人女性らしい姿を発見する。

駅側から109メンズの方に進むその人影を追いかけ、声をかけた。

 

Hiと声をかけると、笑顔を見せてくれる女性。

Travelers?と尋ねたら、日本語わかりますよと返してくれた。

可愛い顔のロシア人で名前はMちゃん。

6月からロシアで日本語を勉強し始めたと言っていた。

たった3ヶ月で発音も理解度もほとんど日本人並み。天才か。

 

Mちゃんは今は日本語学校に通っているらしい。

フェイスブックをやっていて、その集まりに出る為に渋谷に来たらしい。

ロシアに興味があるから友達になってくださいと頼んだら、あっさり「いいよ」と。

それまでしっかりした口調だったMちゃんは、「いいよ」の所だけくだけた子供っぽい口調だったのが可愛かった。

 

Mちゃんは顔も小さいけど、会話をしている時に見える前歯のサイズが小さかったのが印象的。

違う人種なんだと感じた。

 

メールアドレスも尋ねたらすぐに教えてくれた。

のスマホを使ってもらい、入力してもらう。

初の外国人女性からの連絡先ゲットだった。

 

Mちゃんの持っている携帯について、その携帯は日本で使えるの?と質問をすると、ワイファイに繋いでいない時は返事が出来ないからと、完璧な日本語で答えてくれた。

 

Mちゃんと別れてから、スマホを確認。

さっき出したメールが宛先不明で帰ってきていた・・・

多分アドレスが間違っているんだと思った。Mちゃんが自分のアドレスを打つ時に、操作がわからなくなっている様子があったので。

多分これだろうと、アンダーバーをハイフンに直したら送信する事ができた。

 

連絡先ゲット、そして初の白人女性の友達ゲット(一応)という事ですっかり満足してしまった火川。

この日の声かけ数は3人が目標だったけど、結局2人目のMちゃんで止めてしまった。

 

帰りに今後のナンパ活動に備えて109メンズに立ち寄り服を見る。

やたらと店員が話しかけてきて落ち着かないけど、気に入ったジャケットとネックレスを購入した。

 

 

                                       2015年10月10日(土曜日)

先週連絡先をゲットしたロシア人のMちゃんは死に番でした。

短い友達だった。

フェイスブックの連中に何か吹き込まれたのではないかと勘ぐってしまう。

 

今回も渋谷に出撃しました。

今回からは声をかけてすぐに、キャニュスピークジャパニーズ?と尋ねて日本語を話せる人だけを相手にする作戦に変更します。

 

いつものスクランブル交差点で1人目の声かけは、日本語話せず。

 

2人目のターゲットが通りかかる。

109方面に進む白人女性。

少し追いかけてハイと声をかけると、ハァーアイ!とメチャクチャ愛想の良い反応を見せてくれた。

日本語もそこそこ話せる女の子で、名前はTちゃん。

アメリカ人でニューヨークから来たとの事。

今は日本語学校に通っていて日本で暮らしているらしい。

 

青っぽい綺麗な色の目をしていたが、カラーコンタクトらしい。

逆に、黒に近いダークブラウンの髪は元は金髪らしい。

金髪姿を見たかった。

 

とにかく愛想が良くて、立ち止まってくれて、くだけた笑顔で会話に応じてくれる。

愛想が良いとこっちも話しやすい。

くだらないジョーク、コンタクトを外したら目玉も外れる?(オフコンタクトレンズ オフアイボール?)とカタコトの英語で言ったら爆笑してくれた。

この後は友達と会うので時間がないと言うTちゃん。

友達になってと頼み、メールアドレスを尋ねたら教えてくれた。

 

Tちゃんと別れて、交差点に戻る。

体が動かない・・・

地蔵になる。

 

連絡先を入手出来た事で満足してしまい。

今回も2人だけで帰宅してしまった。

 

職場から渋谷まで渋滞もあって2時間もかかっている。

ストリートに出ていた時間は20分足らず。

これで良いわけはない。

わかってはいるけど、体は動かなかった。

 

次回からは、10人声かけか、最低3時間は活動するかの、どちらかを絶対条件にしようと思います。

 

Tちゃんにメールを出すと返事が返ってきました。

死に番じゃなくてホッとする。

日本語の読み書きが出来るのかをききたくて、ひらがなは読める?(can you read hiragana?)と尋ねたら、「ひらがな読んで出掛ける!」というメールが返ってきました。

出掛けてしまうらしい。

可愛い過ぎる・・・

 

 

                                       2015年10月17日(土曜日)

渋谷に出撃。

6時過ぎに、街外れのパーキングに停めて、いつも通りビビリながら繁華街に向かう。

その時ストリートミュージシャンの歌が聞こえた。

今まで色々な街でストリートミュージシャンの歌をきいたけど、彼らの歌をきくと励まされる思いだった。

向こうは知らない人達の前で歌っている。

それに比べたら、女に声をかけるくらい大したことではない。

 

10人声かけか3時間活動する事を決めて開始。

スクランブル交差点付近で2人失敗。

日本語が通じない。

3人目も失敗。でもこれで外国人ナンパの声かけ最多記録更新。

 

6人目に声をかけた人が日本語が通じたが、笑顔で会話してくれただけで、完全に拒否モード。

数十秒、並んで歩きながら会話が出来ただけだった。

友達になってくださいと頼んだが、答えてくれず。

 

駅前から離れて、センター街の奥に進む。

黒人の客引きが話しかけてきた。

忙しいからと断ったら、その男は「ナンパ?」と。

私が派手な格好をしていたからわかったのかも知れない。

イエスと親指を立てたら大ウケしていた。

そして近くを通りかかった日本人の女の子を指差していた。

行けという意味だろうけど、今は日本人はターゲットにしていない。

白人限定で狙っていると言う訳にもいかず、愛想笑いしながら逃げる火川だった。

 

ハンズ、パルコを経由して、街をぐるっと回ってスクランブル交差点に戻る。

交差点で合計9人目の声かけの相手は、かなり怖そうな雰囲気の美女。

声をかけると汚物を見るような目で睨まれただけだった。

 

時間は8時になる。

最後の1人の声かけのターゲットを探すが、外国人女性の1人歩きがいない。

6時台には結構いたのに、7時を過ぎると半分になり、8時を過ぎるとほとんどいなくなる感じだった。

結局8時50分にやっと最後の1人を見つけた。

緑の髪の白人女性。

少し日本語がわかったが、この後は友達と会う事と。明日帰国するという事がわかったくらいだった。

連絡先を聞く事も、お茶に誘う事も出来なかった。

 

とりあえず10人声かけは達成できたけど、今回は日本語がわかる女性が少ない。日本語で会話出来たのが2人だけだった。

キャニュスピークジャパニーズ作戦は早くも失敗の予感。

でもこれでやるしかない。

 

先週連絡先をきけたTちゃんについて。

メールのやり取りはなんとか出来ているけど、彼女の日本語と私の英語では意思疎通がいまいち。

この日に再会を打診していたのだけど、休みは金曜日だけだからと断られていた。

じゃあなんで先週の土曜日は渋谷にいたのか。そこを突っ込むべきか、突っ込んでも理解できるのか微妙。

先週土曜日は、友達とバーに行ったらしい。

ちょとうっぱらい(ちょっと酔っ払い)と、メールがあった。

もし先週、もっと長く渋谷で活動していたら、うっぱらったTちゃんと再会出来た可能性もあったかも知れない。

やっぱりすぐに帰っちゃいけなかった。

ちゃんとストリートに出ていないと奇跡も起きない。

 

 

                                       2015年10月24日(土曜日)

いつも通りに渋谷に行く。

パーキングに車を停めて、繁華街に向かう途中、金髪の女性とすれ違った・・・事に気づいたのは数秒後。

少し迷ってしまい、慌てて追いかけたが、ちょうど横断歩道の信号の変わり目で、女性は横断歩道の向こうにあるドンキホーテに向かって小走りで去っていく。

ちらっと見えた顔は白人だった。

結局タイミングが悪くて追えなかった。

いつも通りに最初は超緊張状態で、周りが良く見えていない。

 

スクランブル交差点で開始。

ハロウィン関係のイベントがあったのか、仮装している人がちらほらいる。

先週と比べて人の数がかなり多い。

 

SIBUYAKOUSATENN.JPG - 159,539BYTES
人が多すぎる

この中から1人歩きの白人女性を探し出すのは、私の脳の処理能力を超えている。

やっと白人を見つけたと思ったら、側にもう1人いて2人組だったりと、探し出すのは困難だった。

 

30分近く時間をかけて2人に声をかけた。

1人は日本語が話せた。

スウィーデン(スウェーデン)から来ていて、今は渋谷で働いているらしい。

愛想は良いが、適当にあしらわれてしまい終了。

最後に「声をかけてくれて嬉しかったです」と笑顔で言っていた。

かなりナンパ慣れしてそうな人だった。

 

3人目のターゲットを見つけた。

金髪の白人だが、ちょっとポッチャリ系。

地下通路に入ってしまったが、後を追うと、地下通路をやたらとゆっくりと歩いている姿を発見。

声をかけて、日本語が話せるかを確認すると、流暢な言葉で「わかりますよ」と返してくれた。

 

女の子はドイツ人で名前はJちゃん。

ワーキングホリデーで日本に来たらしい。

日本に来て1週間で、まだ仕事はしていないらしい。

日本のマンガが大好きで、渋谷のブックオフを探していたけど、見つからなかったと言っていた。

こちらもマンガ好きだと言って、友達になって欲しいと伝えると、すぐにOKが出た。

 

センター街を歩きながらマンガ話をして、お茶に誘うとこれもOK。

初めての外国人連れ出しだった。

 

ファーストフード系の店は、ドイツにもあるから嫌らしい。

日本的な場所が良いというが、渋谷で日本的なお茶が飲める店はなさそう。

そんな時に居酒屋の客引きから話しかけられる。

焼き鳥など日本的なメニューを見せられて、興味を示すJちゃん。

この店に決定した。

 

居酒屋でアルコールを勧めたが、飲んでくれず。

無難にマンガの話や日本の料理の話をする。

料理では、海鮮サラダのまぐろを楽しみにしていたJちゃん。

いざ来ると、サラダの上にタコが乗っていた。

欧米人はタコ嫌いは本当のようだった。

でも、Jちゃんの話では、ドイツ人でも食べる人は食べるらしい。

 

マンガの話では、少年マンガ系が特に好きだそうで、ジャンプ系とかマガジン系とか、雑誌別で色々語ってくれた。

火川は最近のマンガにうといのでついていけない部分が多かったが、色々尋ねて教えてもらう事で会話を繋いだ。

しかし本当に詳しい。

ジョジョが話題に上がれば「立っているポーズが良い」とか、はじめの一歩と言えば「100巻以上続いているね」とか、らんま1/2ならば「八宝斎のキャラが面白い」とか、こういう返事が普通に返ってくる。

10年前から日本語の勉強をしていたというJちゃんは言葉の発音も完璧だった。

全然外国人という気がしない。

 

居酒屋を出る事に。

会計はおごろうとしたら、しっかり半額を渡されてしまった。

 

ブックオフに連れて行ったが、店の名前が変わっていた。

これでは見つけられないのも仕方ない。

ブックオフでもマンガトークが続いたが、鋼の錬金術師の話題になった時に、アニメの主題歌がポルノグラフィティのメリッサだった事を思い出して、音楽の話に。

アニメソングの話題から、カラオケに誘った。

アニメソングの話では楽しそうだったけど、カラオケには悩むJちゃん。

結局、2人ではさびしいからと断られる。

 

居酒屋でアルコールを断った辺りで、多分愛想が良いだけでゲットまでいけるタイプではないと感じていたけど、話していて楽しかったので、つい時間を使ってしまった。

駅の改札までJちゃんを送り、一応今度また会おうと約束をして別れる。

 

声かけ人数は3人だけだったけど、活動時間は3時間を超えたのでこの日のナンパ活動を終了した。

来週の渋谷はハロウィン本番。

人が多すぎてもターゲットが探せないので、次回は秋葉原になるかも知れません。

 

 

                                       2015年10月31日(土曜日)

アキバか渋谷か、迷っていたら、前回連れ出して連絡先もきいていたドイツ人のJちゃんと再会する事に。

愛想は良いけどガードは堅そうな人。正直言うと迷いました。

でも、外国人女性との初の再会という事もあり、この日は新宿のドイツ料理の店に行く事に。

 

アルタ前でJちゃんと待ち合わせ。

この場所は外国人女性の1人歩きもいたので、軽く声かけをする事に。

すぐ近くをリュックサックを前につけた変な外国人女性が通りかかった。

スカウト通りに入ってしまったが、後を追って周囲をよ〜く(強調)観察しながら声かけ。

結局日本語がわからない人だったので、すぐに退却。

とりあえずプレッシャーを少しほぐすくらいの役には立ってくれた。

人との待ち合わせは、相手を問わず未だに苦手。

 

Jちゃんと一週間ぶりに再会する。

前回よりもスカートが短い。

それほどルックスは良くないけど、結構そそる物を持っている。

駅の西口のドイツ料理の店に入って、小一時間程おしゃべり。

ドイツのビールを勧めたが飲んでくれず。ドイツ人なのに。

他には「ジャーマンポテト」の名称にウケていた。

本場ではカタフェとかカタフとか言うそう。

 

お台場の景色が綺麗だという話をしてから誘い、OKをもらう。

車で首都高を走り、レインボーブリッジを渡ってお台場へ。

海浜公園で口説く予定だったけど、観覧車に興味を示すJちゃん。

観覧車に乗る為に、近くに車を停める。

観覧車に向かう途中ゲームセンターがあり、ダンスダンスレボリューションをやりたがるJちゃん。

短いスカートで飛び跳ねるJちゃん。かなりギリギリだった。

 

観覧車では距離を取られた上に、記念写真を撮りまくるJちゃん。

全然そういう雰囲気に持っていけないまま1周してしまった。

 

車の乗り降りの時には、正直言うと短いスカートからパンツは見えていた。

誘っているのかとすら思ってしまったが、その気はなさそう。

 

海浜公園に場所を移る。

砂があってすべりやすいからと手を握るが反応は悪い。

人気のない場所でキスを求めて、拒否される。

 

帰る事になり、Jちゃんの家の近くまで送る。

車内ではほとんど会話もなく、かなり気まずい空気の様だったが、あまり気にならなかった。

こういう部分は強くなったというか鈍くなったというか。

 

Jちゃんの家の近くのコンビニに到着すると、それまで無言だったJちゃんから話を振ってきた。

Jちゃん 「最後だから本音を言って」

火川 「可愛いから声をかけた」

Jちゃん 「付き合っていないと無理だから」

火川 「付き合おうよ」

無言で首を横に振るJちゃん。

終了。

 

やっぱり普通にナンパに出撃した方が良かったかなと思いながら運転し、深夜1時頃帰宅。

 

 

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