2013年6月16日(日曜日)

真昼間から甲府にナンパに行き、たった3人の声かけで力尽きる。

3人に声をかけるだけで2時間を要していた。そりゃ疲れるはずだった。

 

1人目、2人目と会話はしてくれるけど断りモード。すでにこの2人目までで結構な時間を費やしている。

ふらっと「ココリ」という建物に入ると、中にアニメショップのアニメイトを発見。なんとなく、ここで時間をつぶしてしまう火川。

どうも私はナンパ中に弱気になると、その町にあるアニメイトに逃げ込む癖がある。2度目のナンパ旅行で秋田でもそんな事があった。

でも今回は少しだけ成長したようで、アニメイト店内にいる女性をチェックし、声をかける相手をしっかり探すことが出来た。

 

アニメイト店内でターゲットを発見。店内で声をかける勇気はなく、ココリを出てから声をかける事にした。

このターゲットの女の子は歩く速度が速く、かなりキビキビした動きをしている。声をかける前からすでに半分あきらめてる火川。

ココリを出るところまで後をつけて、建物の外で声をかけてみると、以外にもピタッと足を止めてくれた。

女の子は意外とおっとりした感じで、愛想の良い返事が返ってきた。

アニメファンというよりは声優ファンだそうで、声優関係の雑誌を買って帰る所だそうだった。

女の子はNちゃんといい、19歳で看護師を目指して学校で勉強中との事。

声優の話や医療関係の話をして、連絡先をきいてみると「ラインやってないんですか?」と言われてしまった。

最近若い女の子に声をかけると、「ライン」がどうとかの話しが良く出る。なんの事かわからなかったが、チャットのようなものらしいとNちゃんから教えてもらった。

連れ出しは出来なかったので、普通に連絡先を交換し、Nちゃんとわかれた。

 

ここでタイムアップだった。帰宅する時間になってしまったので帰ることにした。

連絡先を入手できたとはいえ、ノルマとしていた10人声かけが出来なかった。

今回感じたことだけど、やっぱり明るい時間にナンパに来るのは良くない気がした。ただでさえ最近はナンパに対する抵抗感が強いので、次回以降は日が沈んだあとに甲府にナンパに来れるように時間を調整しようと思った。

 

 

                                      2013年6月17日(月曜日)

前回の甲府ナンパが3人で力尽きてしまったので、そのペナルティとして川崎で10人道ききを行う。

特になにもなく、淡々と道をきいた。

5人目くらいまでは半端じゃない緊張感を感じた。

正直に言って、歩いている女性に道を尋ねるのが怖い。これじゃナンパを始めたスタートライン(2009年9月)よりも後ろまで後退してる。

だが6人目以降は心がほぐれてきたのか抵抗感は少なく、10人目にはすっかり道ききは普通に出来るようになっていた。自分の心なんて自分でも良くわからない物なんだな、と思った。

 

 

                                      2013年6月22日(土曜日)

最後の方で声をかけた女性と山梨のラブホテルでベッドイン・・・後に女性に逃げられました。

かなりイイ女でした・・・。

以下この日の体験談。

 

国道20号線を通って下道で甲府に向かう。

運転中にメールが届く。

前日に、甲府の声優ファンの19歳Nちゃんにメールを出していたのだが、返事はなかった。

このメールがNちゃんからの返信かと思ったが、意外にもあの甲府で出会った川崎市民のKさんだった。

1ヶ月以上ぶりのメールでは「明日は空いてる?」と聞かれたが、夜ならば空いてると返したら、それで返事はなくなってしまった。

 

甲府の街に到着し、10人声かけを目標に開始する。

1人目の女性はこれから出勤するところの、水商売のお姉さん。

女性から「富士山の世界遺産登録決まりましたね」と話題を振られる。

「決まったね。山梨県の富士山!」と返してみたが、「甲府の人ってあまり関心ないんですよ」といわれてしまった。そっちから振ってきた話題なのに。

 

お水の女性と別れて、次は真面目な女の子に声をかけるが反応が悪かった。

この日は派手な女性や、水商売関係の方に集中的に声をかけようと思った。

 

ガラケー片手に歩くのが遅い女性がいた。女性のガラケーは、ボタンの部分が紫やらなんやらの色々な光を発していた。ファッションも水商売っぽい、というかヤンキーっぽいというか、そういう感じだった。

話しかけると、「○○の友達待っていて・・・」と状況を教えてくれるが、いまいち聞き取りづらい。もう一度きいてみたら「だから会議だってば!」と言われてしまった。

友達の仕事の会議が終わったら飲みに行くらしい。

この女性は明るい感じだったが、自慢話っぽいのが目立つ人だった。

こんな感じに↓

「火川くん車に乗ってるの?あたしはベンツ乗ってるよ!」

「火川くん横浜の人なの?あたしは横浜駅前に住んでたことあるよ!」

友達から女性に電話がかかってきて、別れることに。一応ブーメランはする。

 

7人目の女性に声をかけた。

その女性は目立つルックスの人だった。身長はヒールを込みで火川(174センチ)より高い。

顔は小さくて整っていて、スタイルもやせている。

年齢は30代だったけど間違いなく美人に属するルックス。

 

目立つ女性は名前をAさんといって、この後は客とアフターだそうで、かなりうんざりしたご様子。

キャッチかと疑っていたので、ナンパである事を告げて話しを続けていると、Aさんから「この後って空いてる?」ときかれてしまった。

アフターのアフターで会ってくれるとの事。

連絡先を交換し、Aさんは客と会う飲み屋に入っていった。

 

目標の10人声かけまで後3人。

Aさんのアフターがいつ終わるかわからないので、かなりあせりながらナンパをする事に。

しかし3人に声をかけるのに1時間かかってしまった。

夜も遅くなり、1人歩きの女性がいない。1人の女性は自転車に乗ってるケースが多かった。

Aさんからメールがあり、大体の終わる時間を教えてくれた。

 

Aさんのアフターが終わった頃、待ち合わせ場所に行って見ると、遠くからでも目立つスラッとした美人が近づいてくる。

本当に再会できた。

カラオケ屋に入り、数曲歌った後に迫ってみる。

すでに10杯以上は飲んできたというAさんはかなりガードがゆるい感じ。

キスは難なくディープキスに。タッチは服の上からならどこでもOKだった。

座敷の部屋だったので床に転がりながらイチャイチャし続けた。

火川的に、人生屈指の幸せな時間だった。

 

だが、服の下へのタッチはさせてくれず。

カラオケ屋ではこれ以上は恥ずかしいと言うので、移動する事に。

 

店を出て私の車に向かう。

車に乗り込むと、すぐに眠ってしまうAさん。

 

甲府の街からやや離れた場所にあるラブホテルに車を入れる。

Aさんを起こしてホテルに入る。Aさんは拒否なくついてくる。

ベッドに入る。

ここからまさかの拒否。

 

ベッド上で口説き続けて、拒否され続ける。

カラオケ屋同様にキスと服の上からのタッチは大丈夫なんだけど。

 

あまりに同じ調子で口説き続けるのも良くないかと思い、仕切り直しのために、一度シャワーに入った。

この後、もう一度じっくりと時間をかけて口説き直そうと思っていた。

 

バスルームを出ると、Aさんの姿はなかった。

ほんの1、2分くらいの間だったのに。

その時瞬間的に頭をよぎった事↓

財布!スマホ!

慌てて、脱いだズボンに入っていた財布とスマホを確認。

無事だった!

心底ほっとした火川だった。

 

ナンパにしろ出会い系にしろ、会ったばかりの女性とホテルに行く時は、財布とケータイは目の届く所に置くのは基本中の基本。

今までは気をつけていたのに、今回は完全に油断していた。

無事で本当に良かった。

ゲット直前にイイ女に逃げられた悔しさは、少し時間が経ってからこみ上げて来ました。

(この文章は歯ぎしりしながら書いています)

 

Aさんにメールを出すと、返事が届く。

「遠い所までつれて来られて怖かった」との事。

 

私の判断ミスだった。

実はAさんは甲府の街まで車で来ていた。

いつも飲酒運転で帰るらしい。

Aさんの車を甲府の街に置いたまま、本人だけ家に連れて行くわけにはいかないので、ラブホテルに行く展開になったが、もしも私がAさんの車を運転して家まで送る、という流れにしていれば、ゲットまでいけたかもしれない。

 

ため息をつく。

財布の中身を見る。

すごく減っているが、お金を盗まれたわけではない。

滞在時間30分でかかった、宿泊料金が痛かった。

(かなり歯ぎしり)





(2016年 追記)

この体験談を公開後に読者の方から励ましのメールを何通もいただきました。

ありがとうございました。

確認はしてなかったけど、8月に合流する事になる山梨のナンパ師Rさんも、このエピソードに同情して合流申請をくれたのかも知れません。





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