2012年5月11日(金曜日)

この日はナンパ師であるgunnersさんと川崎で合流する事になっていた。

gunnersさんはナンパのブログを書かれていて、ナンパでのゲット経験もあり、旅先でのナンパの経験もあったりする方だった。

 

川崎駅の改札前の時計台でgunnersさんと待ち合わせをする。私は電車で川崎に向かった。

慣れない人間関係がとにかく苦手な私は緊張しまくった。ナンパも緊張するが、慣れない女より慣れない男のほうがもっと緊張する。

先に待ち合わせ場所に着いたが、落ち着かなかったので時計台の周りをグルグルと歩き回っていた。ハっと気付く、反時計回りに回っていた。もう一度時計回りに時計台を回りなおした。無駄な神経質っぷりを発揮する私。

 

gunnersさんと合流した。スーツ姿の超イケメンであった。その上スタイルは背が高くて凄く痩せている。そのままホストで通用しそうな人だった。

それに引き換えこっちは、ウエスト87センチと堂々のメタボラインを突破した腹を、ジーンズメイトで買ったシャツで隠したルックスである。差があり過ぎでしょう・・・。

 

gunnersさんと一緒に川崎の街を歩きまわる。私が1対1で数人の女性に声をかけた。結構女性との会話は弾んだりもしたが、特に成果はなかった。

 

銀柳街でついにgunnersさんが動いた。通りかかったかなりのルックスの女の子を追いかけ声をかけていた。

私も後に続いて様子をうかがってみた。すると、gunnersさんと女の子は数十秒程度の会話の後、2人してクルっと反転。今までと反対向きに歩き出した。

後方で様子を見ていた火川は、まさかこっちに来るとは思わず、迫ってくるgunnersさん達を他人のフリをしてやり過ごした。

1回の声かけでかなりのルックスの良い女性を連れ出して、gunnersさんはそのまま去っていった。

 

1人になった火川は、その後ちょっとだけナンパをして、合計で5人に声をかけた時点で帰宅した。gunnersさんは連れ出し中なので連絡はつかなかった。

 

川崎から横浜市鶴見区の自宅まで歩いて帰宅した。私も痩せたい・・・。

 

 

                                       2012年5月25日(金曜日)

この日もgunnersさんと合流して川崎でナンパをした。声かけは9回。最後の1回は、初めての2対2ナンパだった。

 

合流前に緊張をほぐすために、川崎駅の改札前で4人ばかり声をかけてみた。

その内の1人の女性は、「今は調査の仕事中なんですよ」と答えていた。私服の中に着ている制服を見せてくれた。何の調査なのかをきいてみたけど教えてくれなかった。

他には、声をかけた女性から、「さっき女の子に声をかけているのを見ましたよ」と冷たく言われてしまった事があった。私は何も言えず、女性から距離を取った。

後から思ったけど、「君と間違えて声をかけちゃったんだ」とか言ったら、一つ笑いが取れたかも。あの状況で軽く笑いが取れてもあまり意味はないかもしれないけど。

 

gunnersさんと合流し、銀柳街を歩いて、私が1人の女性に声をかけた。愛想が良い女性で、かなり上機嫌だった。女性はクラブチッタでライブを見た帰りと言っていた。この女性はJR南武線で帰るらしいのに、なぜか京急川崎駅に向かっていた。JR川崎駅に案内してあげることになった。

JR川崎駅まで女性と一緒に歩く。地下街のアゼリアに入り、女性は私を見て、「今初めて顔を見ました」と言っていた。ここまでで、最初に話しかけてから4〜5分くらいは経っていたが、この間女性はこっちを全く見ていなかった。

この後も会話は続いていたが、結局連絡先を教えてもらう事も出来ず、女性はJRの改札に入ってしまった。

 

再びgunnersさんと合流して、ダイスの辺りで声かけをした。

 

時間の都合で私はそろそろ帰ることになる。最後に銀柳街でgunnersさんと二人で、二人組の女性に声をかける事にした。初めての2対2ナンパだった。

チネチッタの方から歩いてきた二人組に、両サイドから女性を挟む形で声をかけた。女性たちはびっくりしていたけど、意外と愛想はよく、話は続いた。二人はクラブチッタの帰りらしい(またか)。

声をかけて程なくして、私もgunnersさんも自分に近い方の女性とだけ話すようになる。1対1ナンパを間近で同時にしている感じになった。このままのポジションで京急川崎駅まで話しながら歩いた。

私の方の女性は愛想が良かったのは最初だけで、途中から断りモードになってしまった。しかしgunnersさん側は盛り上がっていた。どうすれば良いのだろうか?こういう時。とりあえず会話を延長しようと思い、単調な誘いや、誉め言葉を連発して引き伸ばした。

改札前で女性たちは足を止めてくれて、さらに数分話しをしたが、連れ出しも連絡先入手も出来なかった。gunnersさん側は良い感じだったので、私が足を引っ張った可能性はかなり高かった。

 

女性たちと別れて、私も帰る時間だったのでgunnersさんと別れて帰宅した。gunnersさんはもう少し川崎でソロで活動するらしい。

 

今回初めて行った男2女2のナンパだけど、とてつもなく難しい上に怖かった。その大変さは、男1女2の逆3ナンパの比ではなかった。

普通のナンパならば、気まずくなったらいつでも逃げる事が出来るけど、2対2ナンパでは、もう片方が盛り上がってると気まずくても話し続けないといけない。

まさに退路のないナンパだった。久しぶりに心底追い詰められる感覚がした。最近腑抜けてきてるから、良い刺激になったような気もするが、もう味わいたくないような気もする・・・。

 

 

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