2012年5月4日(金曜日)
千葉に行く。先月にも一度行っていたので千葉県ナンパは今回が2度目になる。先月は浦安市だったが、今回は千葉県の中心である千葉市に向かった。
いきなり結果を書いてしまうと、今回で千葉県をゲットしてしまった!しかも最初の1人目の声かけで!
「頭が身体についてこないような感覚」で、ジェットコースター的な感じで、1人の女性と仲良くなってしまった。
ナンパってこういう事が本当にあるんだな〜と自分でも驚いてしまった。
以前にも似たような経験はあるのだけど、性的な事に関係する出来事は精神的なリセットがかかりやすいようで、中々慣れる事ができない。
以下、この日の体験談です。
仕事の後に家で準備を整え、20時頃に神奈川県の自宅を出発。しかし千葉市は遠い。下道だけで行ったのだが、お台場などを経由するルートはかなり道が空いていたにもかかわらず、2時間近くかかってしまった。
千葉市に到着し、千葉駅の南側でコインパーキングを探す。22時以降500円で長時間停めれる場所を発見した。この時点で22時ちょっと前だったので、コインパーキングの前で時間を潰す。
結果的に、この時パーキング前で時間を潰していた事が、この数分後に驚きの出会いに繋がった。
車を停めて、千葉駅や京成千葉駅の方向に歩いた。交差点があってそこで若そうな女性を発見し、さっそく声をかけた。
とりあえず「こんばんは。今日は良い事あった?」といつも通りの声かけをした。女性は「いいです」と断りモードの返事が返ってきた。女性は足を止めてくれず、歩きながら横につけた。
女性はビニール袋を腕にぶら下げていて、コンビニの弁当のような物が見えた。女性はつづけて「今から帰る所で、家で食べるんです」と話してくれた。
女性は依然断りモードだったが、私がこの後言った言葉に大きな反応を見せてくれた。
急に、本当にすべてがくるっと反転するかのように。状況が一気に好転したのだった。
なるべく怪しまれないように自分の事を話そうと思った。良く使うパターンだが、「僕は今日は友達とさっきまで飲んでいて、もう神奈川に帰るところなんですよ。そしたら凄く好みの人が通りかかったのでちょっとだけでも仲良くなりたくて話しかけたんですよ」と言ってみた。
女性は驚いて返事をしてくれた。「えっ神奈川の人なんですか?神奈川のどこですか?」と。神奈川の部分に食いついて来たのだった。
私が川崎から来たと伝えると、「川崎の人なんですか!」とさらに食いついてきた。
この女性は川崎市中原区の生まれだそうだった。
本当にラッキーだった。ただこれだけで、この女性は突然心を開いてきたのだった。
女性は笑顔でさらに続けた「ちょっとこの後話しをしませんか?今これ(コンビニ弁当)を家に置いてきますから、ちょっと待っててもらえませんか?相談したい事があるんですよ」と言って、目の前のマンションに入って行ってしまった。
出会って会話が始まってから、ここまでたったの数十秒程度だったと思う。並んで歩き出して数十メートルの距離だった。本当にいきなりの急展開だった。
女性がマンションに入って行って、私はマンションの前で待っていた。
いきなり初対面の男に相談したい事?あまりの急展開に私の思考はついてこれず、パニック状態だった。スマートフォンの録音機能で現在の状況をブツブツ独り言を言って録音したりして待った(本当にパニくッていたようです)。
女性は中々戻って来なくて、「これって体裁良く断られただけ?この後戻って来ないんじゃ」とちょっと不安にもなったが、女性の笑顔は本物に見えた。嫌がっている女性が見せる笑顔には感じられなかった。
それに、この女性は中々顔立ちが綺麗だった。AV女優のやまぐちりこに似てる、と言ったら言い過ぎかもしれないが。やまぐちりこよりもウエストは+10センチはありそうな感じで痩せてはいないが、顔は本当に同じようなタイプだった。
やっぱり顔立ちが良い女性だと、今後の展開に期待してしまう。
待ち続ける火川勇気。全然関係ない親子連れが同じマンションに入って行き、火川を不審者を見る目でチラチラ見ていく。
数分後、女性は出てきた。相談事があるのは本当のようで、近くの店で軽く食事をしながら聞くことになった。
この女性はSちゃんと言い、年齢は30歳だった。今日はエステ帰りで休みの日は自分を磨く事に専念するらしい。ルックスが気合が入っているのはその為だった。
語学学校で働いていて外人教師をまとめ上げる立場らしい。Sちゃん本人もニューヨークに留学経験があり英語は得意らしい。
このSちゃん、とにかく話し相手が欲しかったようで、ペラペラペラペラと最近の出来事を話して話して話しまくっていた。失恋もあったそうで、男性の意見を是非ききたいんですと言いつつも、ほとんど自分の事しか言わない。
この時のSちゃんとの会話は、とてもではないが、細かいところなんて憶えてはいない。
大まかに書くと、イケメンの男に言い寄られて付き合ったが、男が浮気。でも未練がある感じで別れられなくてズルズルと。しかも浮気相手は自分の知り合いだった。という感じだったと思う。
この時の機関銃のようにしゃべりまくるSちゃんとの会話を、文章にすると以下のような雰囲気だった。
〜Sちゃんの話の一部分の雰囲気を再現〜(読む必要はありません)
Sちゃん「・・・あいつ本当にいい加減で絶対ロンドンでも遊びまわってたに決まってるし私に言いよってきてそれで一緒にこの前遊びに行ったりしたんだけどその後も自分の都合ばっかりで本当に勝手で振り回されてこの前は友達の女の子と渋谷までドライブしてヒカリエがオープンしたてで買い物に凄く良い感じだったんだけどその子があの人の浮気相手ってわかって私もう凄く頭きて大体別れてからならともかくまだ別れる前なのになんでそんな事になってるんだよって本当にむかつくけどその子には悪気はないってのもわかっててその子最近会社の休憩時間に誘われたらしいけどうちの会社社内恋愛ってすごい厳しいから大変なのに全然こっちのこと考えていないしイギリス人ってのは本当に頭おかしいんじゃないって思って英語の発音もなんか変だし癖があるし性格も癖があるのが多いしアメリカ人の方がずっと良いけど北米はカナダ人の方がもっと良くて扱いやすい人が多くてうちの会社にもカナダ人が2人いてオーストラリア人とアメリカ人とイギリス人もいるんだけど私はやっぱりニューヨークに留学してたからアメリカ人の英語が一番慣れていてイギリスは嫌いだけどその人かなり顔がかっこよくて絶対女から言い寄られて来そうな感じなんだけど背は170センチくらいしかないからそこがダメで入って来た日本人のスタッフの男の子と同じくらいだけど白人ってだけで女が寄ってくるから日本って絶対そういうのって良くないって思うから留学して世界を知るのは絶対に良い事だと思うけどニューヨークって結構危険な場所もあるし気をつけないといけなくて地下鉄を降りたところでナンパされて付きまとわれた事もあるし本当に大変だったし・・・」
とにかくグチャグチャだった。話が飛びまくり、なにがなんだが理解不能。火川はうんうんと相づちを打っていただけだった。
約1時間、ずっとこんな調子だった。
嫌いになったっていうイギリス人男が付き合っていた相手かと思い、気を使ったつもりで「男女の違いと国の文化の違いが両方あって大変だよね」と言ってみたら、「その人は日本人です!」と返事が返ってきた。
年下の日本人の男の子というのが相手だったらしい。本当に目の前で話をきいていてもさっぱりわからない状態だった。
面白いと感じた話もいくつかあったが。Sちゃんはニューヨークでイタリア人からナンパをされた事が何度かあり、断ると全員が全員「じゃあ最後に手にお別れのキスをさせて欲しい」と言われて、チュッと手の甲にキスをして去っていくらしい。
「外人から凄くもてるタイプの日本人女性はおかめ納豆みたいな子」と言う話もなんか面白かった。Sちゃん自身は目がパッチリしてるけど。
レストランでの嵐のようなトークタイムが終了し、ドライブに誘ったらあっさりついてきた。
Sちゃんはレインボーブリッジが見える眺めが好きというのでそのまんま誘った。
火川「嫌な事を忘れてパーッと行こうよ。レインボーブリッジを見にドライブ行こう!」
Sちゃん「うん」
Sちゃんを乗せて車を走らせて東京へ行く。
お台場海浜公園でキスをする。けれど、ゲットは千葉県内でしなければならないので再び千葉へ戻る。
千葉県内に入りラブホテルを探すが、満室ばかりでホテルを5軒も回った。
やっと空いてるホテルを見つけてチェックイン・ベッドイン。千葉県ゲットを達成した。
これで埼玉県・千葉県ゲット編は意外なほどあっさりと達成してしまった。3月からだから2ヶ月しか経っていなかった。
埼玉県・千葉県ゲット編の感想
本当にホッとした。
最近はナンパに対する抵抗感がとにかく強い。緊張するという理由から、面倒くさいという理由まで、とにかくナンパに消極的だったので、千葉県ゲットをあっさり達成できたのは本当に良かった。
今回のチャンスを逃していたら、ゲットまでの何十人何百人という声かけをする気力が湧かず、関東でのナンパは途中で挫折していたかもしれない。
3月の埼玉県でのナンパもそうだけど、行動さえしていればチャンスは必ずやってくる。埼玉の女性はルックスは微妙だったけど、今回の千葉の女性はちょっと太めではあったが、顔がとにかく良い女性だった。
私が自分で決めた全国制覇のルールが面倒だと感じてしまった。女性と出会った場所が千葉県内ならば、ゲットするのは東京でも良かったかなと。
だが自分で決めたルールなのだから仕方ない。それに今回は、東京のラブホテルはさらにどこに行っても満室だったのは目に見えてるので。
とにかく、これでルール的には首都圏の1都3県はすべてゲットを達成できた。
番外編的に地元川崎でナンパで1人をゲットしたいと思っているので、それを達成すればついに関東ではもうナンパをする事はないと思う。
やっと関東地方に限ってはゴールが見えた。
関東でのナンパを続けてきて気付いた事があった。
私はナンパをするならばやっぱり旅先が良い。日常の中でのナンパというのは私には合わない気がする。
元々、ナンパという物が自分の性格に合う物ではないとは感じていた。合わないからこそ得る物も大きいとも感じたが、それは日常でなくても良いと思う。
関東でのナンパが終われば、日常生活ではナンパの事はすべて忘れて、年に1、2回出るナンパ旅行の時だけ、頭をナンパモードに切り替えて挑みたいと思う。心底ナンパを愛しているタイプの人ならばともかく、私のようなタイプのナンパ男の場合、そういうメリハリが必要だと感じた。
おまけ
〜Sちゃんがマンションから戻ってくる間に録音した火川勇気の独り言〜
火川「えーあのーなにか、千葉に来て今初めて1人声をかけたのですが、その女性がなにか川崎生まれとかで、私が川崎から来たと言ったら、一旦家に帰って荷物を置いてまた来るからちょっと待っててなどと言われて、今マンションの前で待機している状態です。かなり混乱しています。こんな事あるんだ最初の1人目なのにね。なんか青森のあの出来事(初めてのナンパ旅行の時の話)を思い出すな。胸の大きいグラマーなお姉さんなんですけど(今回の千葉の女性の事)。まあそれは置いといて、青森の時みたいに上手く行けば良いんですけどね。正直まだ今足が震えてます。はい。以上、千葉から火川勇気でした。・・・何録音してんだ俺。」
アホですね。夜10時過ぎにマンションの前でスマホに向かって1人でブツブツ言ってる変な男。不審者100%ですね。
この時は音声をHPで公開したら面白いんじゃないかと思ったのですが、冷静になって死ぬほど恥ずかしいので、文章のみの方向で。