2011年10月1日
土曜日の夜、横浜駅で4人に声をかける。無視ばかりだった。
1人だけ完全無視ではない相手がいたけど、「帰ります」と言われ、「自分の部屋では普段は何をしてるの?」と尋ねたら、反応はなく、その後は無視だった。
2011年10月2日
日曜日の夕方、新宿駅に向かい、西口で10人に声をかけた。この日も無視ばかりだった。
すごく地味な服装をした20代くらいの女の子が反応してくれたけど、こっちを見て困った表情を浮かべて視線を外して無視。さらに話し続けてみると、またこっちを見て、困った顔をしてから無視。「ナンパ?無視して良いの?どうしよ〜」という心の声が聞こえてくるようだった。
わざわざ新宿まで来てたったの10人しか声をかけれず、なんの成果もなしとは情けないな・・・。そろそろ本当に何とかしないと、と感じた。
2011年10月7日
金曜日の夜、仕事の後にそのまま新宿へ。この日は服装がいつものナンパ用の服ではなく、普通の地味な物だった。特にアクセサリーはピアスもネックレスも全く身につけていなかった。
いつも通り西新宿で開始する。話しかけた2人の女性に苦笑いをされて誤魔化される。
駅方向に向かおうとした時、変わった服装の女性の後姿が目に入った。その女性はっきり言ってダサかった。花柄のワンピースに茶色いブーツという姿だった。可愛い花柄ではなく、なんだか良くわからない地味な花柄だった。有名なナンパ師である鍵英之さんが本で「ファッションがチグハグな女性は落としやすい」と語っていたのを思い出した。
とりあえず声をかけてみようと思い、花柄の女性の前に回って顔を確認してみると・・・微妙だった。年齢も40くらいに見える。ギリギリ性欲の対象になるかといったレベルだった。とりあえず「今日は良い事あった?」声かけをすると、「良い事ありましたよ。コンサート帰りなんですよ」と嬉しそうに答えてくれた。
女性は愛想は良かったが、会話が始まって30秒程度で、「それじゃ失礼します」と地下通路に入って立ち去ろうとした。
私は粘って地下まで追いかけて話し続けた。どういうコンサートに行ったのかを聞くと、クラシックのコンサートだったそうだ。流行物などには全然興味がないらしい。ファッションがズレてるのもなんとなく納得する。
私はクラシック関係は全然わからないが、モーツァルトの映画「アマデウス」が好きだったので、アマデウスの話題を出してみた。女性は「いつか見てみようと思ってる映画なんだけど、まだ見てなくて」と答えていた。
「アマデウスは名作ですよ。モーツァルトと同時代の作曲家のサリエリがモーツァルトに嫉妬して・・・」と映画のあらすじの最初の部分を語ってみた。そして「3時間の大作映画なんですけど、もし良かったら3時間かけて僕があらすじを語りますけど、お茶でも飲みながらどうですか?」と誘ってみた。女性はウケていた。
お茶の誘いは断られてしまったが、「じゃあメールで文章化して送りますよ。アドレス交換しましょう」と伝えると、女性は笑った後、「ちょっとそれは」と断りモードだった。
改札が近づいてくるが、改札に入る手前の場所で女性は足を止めてくれたので、そこで話を続ける。
「その改札に入ると、多分もう一生会うことはないですよ。一生に一度のお願いですよ。お願いします!」と頼んでみると、女性はアドレスを教えてくれた。
すごく久しぶりの連絡先の入手だった。女性のレベルはともかく、ここ最近のナンパは精神的なスランプが酷かったので素直に嬉しかった。スランプを脱したわけではないだろうけど。なにせ、連絡先を1件入手した事ですっかり満足して、たった3人の声かけで帰ってしまったから。
なお今回の女性との会話の中でも、所々下ネタを挟んでみた。
「お姉さん凄く好みのタイプなんですよ。このまま別れたら、僕家に帰った後ティッシュ1箱は使っちゃいますよ」とかのバカな事も言っていたりする(笑)。他にももっと直接的な性的な下品な言葉も言っているのだけど、それは伏せておきます・・・。
下品な話を明るく堂々とする→すぐにまともな話題に戻す、というパターンが今回の会話の中で数度ありました。
2011年10月9日
2日前の金曜日の夜に声をかけたクラシック好きの女性Kさんに会いに行く。
待ち合わせ場所は町田駅。地元の川崎から車で1時間半もかかってやっと到着した。
待ち合わせ時間までまだ余裕があったので、町田駅周辺で軽く街を散策しながらナンパをした。6人に声をかけて2人が反応してくれて何とか並行しながらのトークになったが、数分話しをしただけで、特になんの成果もなかった。
町田は新宿よりもずっと反応が良いのではないかと期待していたのだけど、それほどではないかも。まあ、最低でも数十人単位で声をかけないとその街の女性の雰囲気はわからないだろうけど。
待ち合わせ時間の19時。町田駅の中央改札の前に向かう。2日前に新宿で出会ったKさんと再会した。
やっぱりKさんのルックスはちょっと微妙・・・。別にゲット目的でもないし、ゆっくり食事やお茶に行く気にもなれなかった。翌日は祝日だが、私は仕事があった(祝日休みたいマジで。ただでさえ就職してからのこの1ヶ月胃が痛いのに)。
せっかく会ってくれたKさんには申し訳ないが、あまり長く時間をかける気になれなかったので、手っ取り早く断ってもらうためにアルコール飲み放題のカラオケ屋に誘ってみたら、KさんはあっさりOKしてくれてしまった。
駅の南口を出てカラオケ屋に向かって歩く。南口はラブホテルも多くて怪しい雰囲気だった。「そこでも歌えるよね」と川沿いにあるラブホテルに向かってみたら、Kさんは拒否しつつも、なぜかホテル方向には足を進めてくれて、川沿いの暗い道を2人で歩く。
Kさんは下ネタトークにも応じてくれて、セックスの時の体位は何が良いとか、ゴムをつけないで生でするのも良いとか、結構ハードな話もしてくれた。
でもホテルには入ってはくれず。ゲットならず。「それだけが目的だとなんだかな〜」とあきれられてしまった。
さっきまではとっとと拒否してもらうために、カラオケ屋に誘ったり、ホテルに誘ったり、下品な下ネタ話をしたりしてたが、Kさんが下ネタに乗ってきた途端にこっちが興奮してきてしまい、ホテルに入れなかった事が非常に残念に感じる。自分で言うのもなんだが男ってバカだ。
駅に戻り、雑談をしたり、また下ネタトークをしたりしたが、結局どうにもならなかった。「すぐにそうじゃなくて、するまでのプロセスを楽しもうよ!」と言われてしまった。流石にエッチに誘うのが直接的過ぎたようだった。
Kさんと別れ、再び1時間以上運転をして帰宅した。
なにはともあれ、5ヶ月ぶりに、「ナンパした女性と再会をする」という体験が出来たのは嬉しかった。やっと1歩前進が出来た。
そういえば、今回町田ではクラシックの話を全くしてなかった。金曜日に新宿で会った時は、モーツァルトの映画がどうとか、ベートーベンがどうとかの話がいっぱいあったのだけど。
1人と再会。10人と再会するまであと2人
2011年10月28日
金曜の夜に川崎にナンパに行く。本当は新宿に行きたかったのだけど、突然翌日の土曜出勤が決まってしまったので、時間がなかった。
やっぱり地元はなんだかやりづらい。
ラゾーナ川崎を通り、駅の改札の前を通る。改札を出たところは人でごった返していて、その人混みに紛れて一人の女性に声をかけた。無視されすぐに諦める。
とりあえず街を歩き回ることにする。
ナンパとは関係ないけど、駅の前でストリートミュージシャンを見かける。
真柴元気さんという人で、数年前に川崎でみかけて、清水翔太のHOMEという曲を凄い歌唱力で歌ってて、圧倒されたストリートミュージシャンだった。今回はそれほどインパクトがなかったけど。やっぱり上手い。
アーケード商店街の銀柳街を歩く。川崎はこの時期はハロウィンに力を入れているらしいけど、特別に華やかな飾り付けもなく、街はいつも通りだった。
それで、肝心のナンパの話しはというと・・・。声をかけたのは最初の一人だけだった。
声をかけようかと迷った事は10回あったのに、実際に声をかけたのは1回だけ。10分の9の確率でスルー。逃亡率90%という記録を残し川崎をあとにした。
この調子じゃ、今年中にあと2人の女性と再会をするという目標を達するのは難しいかもしれない。
言い訳だけど、最近運が悪い。
先週と先々週は2週連続で金曜日が雨だったし。
今週は急に翌日の土曜日出勤が決まるし。
次の金曜日はすでに会社の集まりにでる事になっちゃったし・・・。
せっかくナンパしやすい気温になってきたのに。やる気が落ちてくると運まで悪くなるのだろうか。