2011年9月23日
新宿に行ってきました。実はこの2週間前の金曜日にも仕事の後に新宿に向かったのだけど、たった1人に声をかけただけで帰ってきていた。文章にする気が起きなかったんで放置してましたけど。
今回はまずまずの人数に声かけができました。
今回は新宿駅西口の建物を出た場所1ヶ所に留まって声かけをしてみた。目標は50人。
実は今までの火川勇気は1ヶ所に留まってのナンパはした事がなかった。今までのナンパでは、繁華街を歩き回りながらの声かけか、たまに1ヶ所で足を止めて数人の女性に声をかけた後にすぐに場所を移動する、というパターンでナンパをすることがほとんどだった。もちろん理由は人の目が気になるから。
今回はあえて苦手な1ヶ所でのナンパにこだわってみた。
話しが前後するけど、車を停めた場所から、駅西口まで歩いている間に1人声をかけた。
20前後くらいの大学生で地味な雰囲気だがメガネが可愛い女の子。この日(9月23日)は祝日なので、「今日は良い祝日でした?楽しい事あった?」と声かけ。メガネの女の子は「この後友達と会うんですよ」と断りモードだけど、なぜか足を止めてくれて、愛想も良いのでこのまま雑談になった。
話の内容は、ファッションについてとか、音楽についてとかのありふれたものだった。
この女の子は血液型が私と同じA型と言っていたので、一つ冗談を飛ばしてみた。この日、ひげそりで切った小さな切り傷が顔にあったので、「僕、ひげそりでよく切るんですよ。出血多量の時に輸血をお願いします。電話番号を教えてくれません?」といってみた。こんなくだらない冗談でも受けていた。
音楽の話では、メガネの女の子は「最近の流行はあまり知らなくて。ちょっと前の曲の方が。」と言っていたので、数年前に流行ったアンダーグラフの話を出してみた。「ツバサって曲は良い曲だったよね。絶対あの後はアンダーグラフは大ブレイクするって思ってたのに、意外とその後名前を聞かないよね」と言って見ると、女の子も同じ意見だったらしく同意してくれた。
結局このメガネッ子とは、話はそこそこ盛り上がったけど、連絡先はきけず、連れ出す事も出来なかった。
西口に到着して、1ヶ所に留まり声をかけ続ける。出来るだけ綺麗な子、派手な子を狙って声をかけた。声かけのパターンはすべて「今日は良い祝日でした?楽しい事あった?」で始めた。
なんだか話し相手をしてくれる女性がやたら多い。けれど、その女性たちはみんな地方の人だった。3連休の初日だけに東京に遊びに来てるらしい。こっちの質問にはちゃんと答えてくれるけど、全然盛り上がらず、綺麗な顔を引きつらせたり、凍りついたような表情で会話をしてくれていた。1分くらい話しても雰囲気が変わらなかったときはこっちから話を切り上げて次に行った。
声かけを続けているうちに、後姿だけで顔を見ずに勢いで声をかけた女性がいた。振り返ると超がつくくらいの美形。アイドルみたいな子。私はびっくりしてしまい次に何を言えば良いのかわからなくなってしまった。女の子もギョッとした表情でこっちを見ていて、なにも答えず。数秒後女の子は視線を前に戻し、早足で去って行った。お互いにびっくりしただけだった。
今回のこの体験は、以前ナンパを始めた頃の事を思い出させてくれた。渋谷でナンパをした時の事。声をかけた女性から顔と服装をジッと見られて、女性は再び視線を前に戻し、その後は完全にシカトされた。あの時はまるで見下されたように感じたのだけど、今ならわかる気がする。多分女性はびっくりしただけなのだろう。
西口で声かけを続ける。意外と人の目は気にならないで続けられた。
20人を過ぎたころ、関西弁の女性と会った。兵庫から来ていて、この後バスに乗って帰ってしまうらしい。愛想は非常に良くて、顔も綺麗で色気がある。年齢は30くらいかと思ったけど、私より歳上らしい。尋ねてもいないのに「私はずっと歳上ですから」と女性から言われてしまった。
「僕は31ですけどお姉さんは32ですか?」、「もっと上ですよ」、
「33ですか?」、「もっと上ですよ」、
と続いていって、結局36以上だった事まではわかった。
しかし、結構歳なのに若い雰囲気をもった女性って、可愛さと色気が混ざったような不思議な魅力を感じる。ただ若いだけの女の子にはない魅力がある気がする。
連絡先を聞いての再会も、この場での連れ出しも期待できない女性だったので、5分程度の会話で別れることにした。
最後に下ネタを言ってみた。「お姉さんの色気に我慢できなくてもうカチカチに堅くなってますから」とか、「先っちょから汁出てますから」と直接的な下ネタを飛ばしてみたが、女性は「他に若い子がいますよ」、「もうバスまで時間がないですから、すみません」と笑顔で余裕たっぷりの返答が返ってきた。
この後高速バスの話などの、普通の会話に戻してみたけど、女性は普通に会話をしてくれた。ある程度和んだあとならば、下ネタも会話のアクセントとして悪くないのかも。
再び新宿駅西口に戻って続けようとすると、最初に話をしたメガネッ子を発見。すらっとしたスタイルの、爽やかそうな男のツレと一緒だった。最初に話をした場所からは数百メートルも離れた場所だし、時間も1時間近く過ぎているのに、新宿の人ごみでまた会うとは思わなかった。
この後、西口で声かけを続けるが、ピンクのフリルのスカートの女の子に話しかけてチッと舌打ちをされたりした。
別の女性では「今日は良い事あった?」と尋ねて「嫌な事ばかりでした」と答えられ、「気分転換を手伝いますよパーッといきましょうよ」というと、「じゃあ目の前から消えてください」と言われてしまう。
新宿駅西口での声かけ数が40人に達した。場所を東口に移動してラスト10人の声かけをしようとした。
東口に移動して最初に1人目の女性。20代中盤くらいの歳で、顔は東南アジア系の濃い美女。話しかけた瞬間、こっちの声をさえぎって「風林会館って知ってます?」と尋ねられた。歌舞伎町にあるらしいので、歌舞伎町までの道を教えてあげた。なんでもこの女性は今からホストクラブに遊びに行くところらしい。
「男遊び好きなんだね」と言ってみたら、「友達が好きで仕方なくて」と言い訳っぽい事を言っていた。この女性やっぱりハーフだと言っていた。どこの国かはきかなかったけど、フィリピン人っぽい顔だった。
通算43人目に話しかけた人は歳は20前後で、胸の谷間を強調したセクシーな服を着ていた女の子。胸も大きいが、ウエストも太い。結構ぽっちゃりしている。
顔もちょっと微妙。でも若い。許容範囲内のルックスなのか、許容範囲外なのか判断が難しい人。
とりあえず声をかけると、反応はすごく良い。このぽっちゃりした女の子は横浜から遊びに来ていた。福島から女の子の友達がくるとかで、歌舞伎町で会うらしい。なんで女同士でそんな所で会うのかは謎だが。仕事は看護師をやっているらしくて病院勤めでかなりストレスがたまっているらしい。
しかしこの女の子、なにかダークサイド気味というか、ちょっと普通ではない雰囲気が漂っている。話の内容も信じて良いのか微妙だった。女友達と会うのになんでセクシーな服を着ているのかが気になり、尋ねてみると、「たまに声をかけてくる男の人からお小遣いをもらってる」と答えられた。つまり援助相手を探していたらしい。何十分も話しをしてようやく援助相手の募集の女性だった事がわかった。
「ホテル代別で1.5ほしいんだけど」と要求されるが、断ると「1万円で良い」、「5000円で良い」とドンドン下がる。
別に援助相手は探していない。しかし私の基準では、ナンパをする人間にあるまじき事かもしれないが、現金を渡さなければ、物を買ってあげたり食事をおごってあげたりして口説くのは別に良いかなと思っている。2000〜3000円くらいで済めばだけど。
女性はコスプレが好きと言っていたので、近くのドンキに連れて行って、「何か欲しい服はない?それでどう?」と交渉してみた。
他にもアダルトグッズを売っているコーナーに連れて行って、アダルトグッズを見て女性を性的に興奮させようとしたりもした。
結局交渉は失敗した。女性はどうしても現金が欲しいらしい。そもそも、今の目標は女性の連絡先をきいて再会することなのに、本来の目標と違う事に1時間以上も無駄な時間を使ってしまった。
ぽっちゃりした女性と別れる。ドッと疲れが出てきて、ヒザが折れそうになる。目標の50人には届かなかったが43人で帰ることにした。
ところでちょっと話が変わるけど、今回のぽっちゃりした女性は、ルックスはかなりビミョーだったが、「月に1回歌舞伎町に来るけど、毎回男に声をかけられる」と言っていた。
今までナンパした女性で、顔立ちが良い女性でも、「声をかけられたなんて初めて」とか、「5年ぶり」とか言う女性は結構いた。つまり、男から声をかけられるかどうかって、よっぽどの超美人以外は、顔やスタイルよりも着てる服次第で決まってしまうようだった。
数日前に関東に直撃した台風の話題を出すのをすっかり忘れていた。「台風大変だったね。仕事の帰り大丈夫だった?」と一言いうだけで、女性の共感を引き出す話のネタになったかもしれないのに。女性との会話の最中に話題につまることは何度もあったのに、思い出せなかった。
もっとも、死者すら出ている台風だけに、ナンパの話のネタにするのは不謹慎だし、使わなかったのはある意味正解だったかもしれないけど。